2014年06月02日 ガッカリだよ。
このブログ、気がつけば1年以上も放置してました...
そういや、修理前後の写真撮影もすっかりルーチンから無くなっており、あまり撮ってないなあ。
昨日、とても気の毒なお客様(お客様は皆、気の毒なのですが)から修理依頼がありました。
ちょっと書き留めておきたいと思ったので、久しぶりにブログを書きました。
とにかく見て欲しいという事でお越しいただいたのですが、確かにドアノブの下が不自然な感じになっていました。
原因をお聞きしてみると、他社でデントリペアをしたのだが、余計にひどくなった気がするというのです。
注意深く見てみると、こんもりと盛り上がったパネルの両サイドに小さな凹みがありました。
2つの凹みの間を強引に押し上げたのか、3つの凹みの真ん中だけ押し上げたのか、とにかく押し上げすぎているし、なのに両サイドに凹みが残っていて、そりゃ見栄えが悪くなるだろう。という状態でした。
デントリペア業者としては考えられない修理結果になっているので、どこで修理されたのか聞いてみました。
お客様は、気を遣ってか市名だけを教えてくれました。
もっとマシに出来るのは間違いなかったので、修理費用と所要時間をお伝えし、最終的にはお客様宅へお伺いして修理しました。
かなりパネルが伸びてしまっており、押し上げすぎている部分は少し膨らみを残さざる得ませんでしたが、両サイドの凹みを取り、全体的に膨らます感じにしたところ、ほぼドアノブの歪に紛れるような感じで不自然さはかなり解消しました。
あの押し上げすぎが無ければ、たぶん元通りに修理できたであろう凹みだっただけに、もったいない。
ツールアクセスも問題なかったし、決して難しい修理では無かったはずなのに、最初の施工業者が、なぜこんな状態にしてしまったのか理解できませんでした。
修理後、思い当たる社名を出してお聞きしてみたところ、ビンゴでした。
数年前から開業されている、やや若いデントリペアラーですが、HPに掲載している修理事例なども綺麗に直っているし、腕は悪く無さそうだったのに、同業者としてもガッカリです。
お客様もデントリペアって、こんなものなのか。と思ってしまっていたようです。
それでも私の請求した、決して安くはない修理費用を気持ちよく払ってくれて、修復結果にも喜んでくれて、少し救われた気がします。
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