2013年03月31日 まだやってます(笑)
長らく(というにも程があるが...)更新をサボってました。
さすがに、「まだデントリペアやってますか?」とか、「修理例の写真がショボイと思います。」なんてお問い合わせやご意見も頂いたりして、ちとマズイなと思ったりしてます。(笑)
それなりに写真も溜まってますが、どうせなら一番ホットなのを載せようかな。(今日の修理例です。)
あんまりキツイのを載せると、修理依頼もキツイのが増えるので...あまり載せたくないのですが、実際の所、キツイ凹みは完全には直りません。
板金塗装の方が綺麗になりますよ。と、やんわりお断りするケースも多いのですが、少しでもマシになればいいというニーズもございます。なので、あまりコストパフォーマンスは良くないのですけどチャレンジする事もあります。
今日のは、そんなケースです。(最近、多いケースでもありますが。汗)
プリウスの助手席側ドアです。
こういうの、ドアパンチって言っていいのかどうか...写真だとややマシ?に見えますが、久々に見た豪快なダメージです。
知らないうちにヤラれたとの事。これはもう当て逃げに近い犯罪行為ですよね。
現行プリウスのプレスラインは結構とんがってますが、6センチくらいの長さで平らになってしまってます。
ご依頼主様が自力修復を試みたとの事で、不自然な盛り上がりが何箇所かあります。が、この凹みは、かなりごついツールじゃないと押し出せないです。(それと、押すだけでは出ないのです。)
当然、凹みはドアの下部にまで及んでます。
特に、インパクトビームの下側がえらい事になってます。こちらも自力修復の痕跡が...あと、2センチほど後ろ側を押し出せば正解だったんですけどね。
どちらにしましても、ドア全体が一度折れ曲がったような感じのダメージですから、あくまでもマシにする事が目標です。
そのことを重々ご説明してからの修理となりました。
そして、4時間余りの格闘の結果がコレです。
写真は白飛びしてしまって、かなりマシに写ってますけど、実際、修理前よりは格段にマシになりました。
凹みを戻すというよりは、鉄板を造形する作業に近い感じです。
しばらくこういう作業は遠慮したい気分ですが、明日の修理予定車も、こんな感じ...ちょっと憂鬱です。
下側もかなりマシに写ってますが、それでもドアが折れ曲がった跡が写ってますね。
たくさん書いたので、これでまたしばらく更新しなくてもいいかな。(笑)
(後日)
翌日の修理は、鉄板が切れちゃうんじゃないの?っていう感じの30センチくらいの蛇行した横ズリでした。自転車のペダルとかでなるのだろうか。
さすがにあんまり直りませんでした。マシになったとは思いますけど...写真撮る気分にはなれず。
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