2008年11月10日 いいクルマでした。
今回は、オーナーさんにとても大切にされている幸せなクルマを修理しました。
1983年式のポルシェ911SCですが、25年前のクルマとは思えない状態を保たれていました。もちろん、塗装はオリジナルのままでデントリペアでの修理は本当に価値があると思います。
オーナーさんも大変ジェントルな方でして、とても大切にされている事が伺いしれました。
とは言いましても、これだけ長い間現役で乗られてきたクルマですので、ドアパンチやひっかき傷、ガソリンスタンド等で不慣れな店員が付けてしまったと思われるエンジンフード等のへこみ(閉める時に指で押した跡が残る)が目立ちます。
さすがにこの時代のクルマを修理する機会は減ってきており、久しぶりに手応えのある鉄板と格闘しました。(笑)
現代のクルマと違って、この時代はボディ全体で剛性を出しているためか、ボディの鉄板は分厚いのです。(特にポルシェだからかもしれませんが...)
まずはフロントフェンダーのきついドアパンチ跡を修理。
これは左リアクオータ(後輪の前側)に、ドアパンチ3発。(写真ではわかりにくいですけど。)
右テールランプ上(ポルシェ独特のラインですね。)に、長いへこみ。
他にもボンネットやエンジンフードなどに多数へこみがありましたが、修理時間の関係で一旦終了しました。後日、日を改めて傷のタッチアップも含めて修理することになりました。
オーナー様もデントリペアは初めてだったらしいのですが、オリジナル塗装を残したまま綺麗にへこみが直るので大変喜んでくださいました。
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