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2008年4月 9日 (水)

2008年04月09日 お気の毒様2

1年ほど前にご依頼いただいたレガシーワゴン(BP型)のお客様より再び修理依頼をいただきました。

前もってへこみの画像を送っていただいておりましたが、実際に拝見すると今回も結構キツイへこみになっていました。(写真だとそれ程でも無い様に見えますね。)

前回のへこみもかなり強烈でしたが、今回も...本当に酷いドアパンチを食らわす人が居るものです。

Ts3c0207Ts3c0210









ドア後端とドアノブの狭い部分にガツンと食らわされたようです。ドア後端の折り返しラインが浮き出てしまっており完全修復は難しい状況でした。

ツールアクセスも良くなかったですが、角度を工夫することで何とか内張りをバラすことなく修理できました。

仕上がりも予想よりは良くなり、浮き出たラインもドアノブの影になりやすい位置なのでそれほど気にならないレベルでした。

こういう被害はクルマを駐車する場所を工夫するしか防ぐ方法がありません。それでも混雑する場所は、停める場所を選択する余地が無かったりで防げない事もあります。

この仕事は板金塗装に比べればかなり安い費用で済むとはいえ、修理代金をいただくのは気の毒なケースがほとんどです。かといって頂かないとこの修理方法は維持できませんし...どうぞ、ご理解ください。


デントリペア-DEEP CONCENTRATION

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2008年4月 6日 (日)

2008年04月06日 不完全燃焼系だけど...

そろそろ更新しなくては...ということで、今回は不完全な修理だったけど、こんな事もありますよ。ということで...

少し前ですが、非ディーラー系の販売店から問い合わせがあり、プレスライン上だけど小さなへこみなので安くで直らないかという依頼でした。

エンドユーザーと直接取引でも良いので、なんとか...という感じでしたが、詳しく聞いてみると、それほど小さなへこみでも無さそうな感じがしたので、こちらのギリギリ譲歩できる額をお伝えしたところ、ユーザーさんの予算と合わず、その時は受注となりませんでした。

後日、エンドユーザーさんから直接依頼があり修理することになりました。実際にへこみを見てみると、予想以上に深く、へこみの上部は膨らんでしまっており、さらにライトを透かしこんで見ると、明らかに裏から突いた痕跡があり、不自然なへこみでした。

Ts3c0202Ts3c0204









内張りを外して裏側の状況を調べると、かなり丹念にツールで押した痕跡があり、一度他のデントリペアラーがトライして断念したへこみじゃないかと思いました。
(しかし、その割にはあまりにもへこみが残りすぎているのが理解できませんが...)

実際にツールで押し出そうとすると、もうすでに鉄板がカチカチに固まっている感じで弾力がありません。恐らく、もともとはもっと大きなへこみで、それをここまで押し戻して小さくしたのでしょう。

こうなると、ここから目立たなくなるレベルまで押し出すのは非常に難しい作業になります。しかも、プレスラインより上は、裏側に鉄板がかぶさってきており薄いツールしか入りません。

高いところを叩き、弾力のない鉄板を肌が荒れる寸前まで押し上げる神経質な作業を繰り返し、なんとかぱっと見はわからないレベルまで持って来れましたが、もちろん満足できる仕上がりには程遠い結果になりました。

それでもお客様には驚いてもらえて良かったのですが...やっぱり不完全燃焼です。


デントリペア-DEEP CONCENTRATION

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