2007年09月23日 暑すぎでしょ~
9月も終わりが見えてきたというのに、腹ただしい程の残暑です。(朝晩は涼しくなりましたが...)
デントリペア作業の最初は、汗との戦いでもあります。汗が目に入ってきますし、したたり落ちる汗が車にかからないように気遣う事も集中力を乱します。
ひとしきり汗をかき終わると、しばらく集中できるようになるのですが、次は体温が上がってきてボーッとしてきます。水分補給すると、また汗が吹き出してくるというサイクルになります。
さて、今回は、ディーラーにて全面塗装orフード交換を薦められたというボンネット修理です。(車は、マツダMPV)
お客様よりへこみとボンネットの裏を撮影して送ってもらい、なんとか修理できると判断してお伺いしたのですが...
ボンネット前端部というのは、やはり、なかなか一筋縄ではいきませんね。結局、外板の下に、もう一枚鉄板で補強されていて素直に押し出せる状態ではありませんでした。
デントールで引っ張り出そうとしましたが、へこみが深かったのと、気温が高すぎて樹脂が軟化してしまい、へこみを引っ張り出せませんでした。そこで、デントツールをひん曲げて、なんとか補強板の隙間に入るように調整して、なんとか押し出すことが出来ました。しかし、広範囲に及んだ歪みまでは修復できなかったので、まだぼんやりとへこみが残っている状態で断念しました。
お客様には綺麗に直っていると評価していただけましたが、修復後の画像でもわかるとおり、ぼんやりとへこんでいます。しかし、このボンネット形状で、補強板が入っていると、デントリペアにとっては非常に難しい状態です。
もう1件は、エルグランドのドアエクボでした。こちらは、最初見た感じよりは、へこみが大きかったですが、まあ問題ないクラスです。しかし、最後に残る微妙な歪みを取るのは結構苦労しました。
ほっぺたがボディに付くくらいの角度から見たときに見える歪みは、写真には写りませんが、可能な限り修復したいものです。そして、ここまで直せたときの充実感は、自己満足かもしれませんが、結構クセになります。
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