2007年08月04日 力及ばず...
今回の修理は、_| ̄|○(ガクリ)となりました。
お電話の感じからは、それほど酷くないへこみと思ったのですが、到着して拝見すると結構厳しいへこみ...
地下駐車場内の薄暗い中では、なんとか修理できそうに見えたんですけど、いざ蛍光灯を透かしこんで修理に取り掛かると、予想以上に深いへこみで嫌な予感がしました。
お車はミニクーパーコンバーチブルというこだわりのクルマでしたが、ドアの上下2箇所に強烈なドアパンチです。
ドア内張りを外してみると、下側のへこみはインパクトビーム部。上側は、折り返された鉄板がちょうど貼り付いている部分と、なんとも最悪のコンディションでした。
このようなキツイへこみは、太いツールを使いピンポイントで押し出さないと出てこないのですが、この状況では薄いツールしか入りません。案の定、ツールが負けてしまってへこみの芯がびくともしませんでした。
それでも下側のへこみはインパクトビームとの隙間が広かったので、やや太いツールが使え、なんとか芯を押し出せたのですが、上側は、どうやっても出ませんでした。へこみの底をかなり叩き落としもしたのですが、塗装割れの可能性もあるので断念しました。
結局、注意して見ると、爪で押したようなへこみが残っており、完全修復とはなりませんでした。下側は綺麗に直ったのでピントを合わす為にテープ片を貼っているのですが、上側のへこみはテープ片を貼っていないのに、小さいへこみが写っています。
なんとかお客様には納得していただけたようですが、やっぱり気分が晴れません。
| 固定リンク
最近のコメント