2007年04月26日 強風注意
風の強い日は、強烈なドアパンチに要注意です。今回もそんな感じのキツイへこみでした。
あらかじめデジカメ画像を送っていただいていたので、厳しい修理になることは覚悟していましたが、想像以上にキツイ修理となりました。
上のプレスラインは、ドアが当たった後に、さらに1センチくらいこすりながら鉄板を伸ばしたようで、プレスラインの山が平らに伸ばされていました。
下のプレスラインは、そのすぐ下にインパクトビームの付け根があり、鉄板が逆に突き出している部分もあり、見た目以上に広い面積がへこんでいました。
つぶれたプレスラインは、太いツールで強いトルクをかけなくては戻せないのですが、今回は、場所的に太いツールでは修理できず、おまけにデッドニング用のアルミ板がアスファルト状のゴムで内側にべったりと貼り付けてあり、コンマ1ミリの精度を要求されるデントリペアにとっては大変難しい修理となりました。
半日がかりの修理となりましたが、なんとか目立たないレベルまでには修復できました。しかし、上下60センチにわたって折れたドアは、元通りのラインには戻りませんでした。
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